日々薄れていってしまう私の頼りない記憶ではありますが、生まれて初めて処理したのは17歳の頃ではなかったかと思います。えっ？何の処理ですかって？勿論ヒゲ処理です。変声期がいつあったのかさえ定かでない私は、中学時代に父親から電気シェーバーをプレゼントされた友人を羨望の眼差しで見つめておりました。ボーボーね？シチュエーション好きの私はそんな下らない事にも憧れを抱いたのですが、身体だけは立派な大人に成長し、同様にボーボーになった現在。毎朝のヒゲ剃りが物凄く憂鬱で堪りません。朝シャンから歯磨きまでの流れが寸断されてしまうと、忘れている事もシバシバ。けっこう物臭なんです私って。そのままでも構わなければ放置させて貰いたい位。その上にヒゲ剃りの何が憎いかってアンタ！ヒゲ剃りの刃の変え時。いつ変えればいいのか全く分かりません。使い捨てのヒゲ剃り（100円）を購入しては、そのまま1年くらい使用しています。皮脂まみれの電気シェーバー（1980円）も不衛生で軽くムカつきを覚えますね。ヒゲ剃りが楽しくなる良い方法をご存知の方がいましたら是非とも教えて下さい。それとも、やはり私のような人間は脱毛するしか道は残されていないのでしょうか？フサフサと蓄えると男らしさの象徴とも言えるであろう逞しいヒゲ。しかし男性諸君の皆さん。私は衝撃の事実を入手してしまいました。驚かないで下さいよ。なななんと、実は女性もヒゲ剃りをしているそうなのです。口元にあるそれっぽい産毛の存在は確認（接吻時に）しておりましたが、まさかジョリジョリとヒゲ剃りまでしていたとは！ガーン！何故か騙された気分になるのは私だけでしょうか？取り敢えず、生意気な高校生達が口元に生やす陰毛ヒゲ（チョロチョロ且つ無意味に長い）は大分みっともない。即刻処理せよ！引っ張るぞ！